はじめの1歩

【Webライター必見】コピペの基準とコピペにならない書き方

はじめの1歩
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他サイトを参考に書いているけど、どこからコピペになるの?
コピペとリライトって、何が違うの?
ChatGPTに書かせれば、コピペにならない?

コピペはだめだと知っているものの、実際にWebライターをはじめると、こういったコピペに関する疑問がいろいろと出てくるのではないでしょうか?

この記事では、コピペがダメな理由やコピペにならない書き方を解説します。また、便利なコピペチェックツールのご紹介とコピペに関するよくある疑問に回答しているので、ぜひ最後までお読みください。

「コピペ」とは?

コピペとは、「コピー・アンド・ペースト」の略で、一般にデータの一部を複製して別の場所に貼り付ける操作を指します。Webライティングにおけるコピペとは、既存の記事の内容を「そのまま」または「一部改変」して使うことを指します。

コピペの判断基準

前出のコピペの定義を読んで、「え、一部を変えてもダメなの!?」と驚いたWebライター初心者の方もいらっしゃるかもしれません。

一部を変えていても、コピペに該当するケースは多くあります

例えば、「ですます調」の文章を「である調」に変えたからコピペじゃないです、とは言えませんよね。

とはいえ、何でもかんでもコピペだと判断されるわけではありません。例えば「トラはネコ科の動物です。」といった定義や用語解説などの場合は、よく使われる一文が被っているからといって直ちに「コピペだ!!」と訴えられることはないため、安心してください。

つまり、他の記事と似たような文章がどれほど存在するか、同じ単語がどれほど使われているかなどを「総合的に」みて、コピペかどうかは判断されるのです

コピペ対策とは「コピペチェックツール対策」である

Web上には山程の記事が存在し、それら全ての文章を人の目で確認して、記事がコピペかどうかを判断するのは無理な話です。

そこで、多くの発注元やWebライターが利用するのが「コピペチェックツール」です。コピペチェックツールは、既存のWebサイトや記事と比較してコピペであるかどうかを自動で判断してくれます。

もちろん、コピペチェックツールの結果は「絶対に正しい」とは言えません。しかし現実的に人手でのチェックが難しい以上、コピペチェックツールの利用が欠かせないのです。

Webライターの仕事では、発注元からコピペチェックツールが指定されて「一致率◯%以下にしてください」といった指示を受けます。

もちろん先程説明したとおり、コピペの判断は総合的なものになるため、一致率が規定を超えていても、内容によっては「問題ない」ケースもあるかもしれあません(が、そんなケースは基本的にありません)。

そのため、基本的にコピペ対策としては「コピペチェックツールでいかにコピペ判定されないようにするか」ということになるのです。

「コピペ」と「リライト」の違い

「リライト業務」や「リライト記事の作成」という案件を見たことのある方もいらっしゃるでしょう。リライトは、コピペとはどのように違うのか気になりますよね。

わかりやすく言うと、リライトは自身が著作権を持つ文章の修正・変更だと考えてください。リライトは、大きく分けて次の2種類があります。

文章を修正するケース(リライト業務)

1つ目のリライトは、“既存の文章を、内容はそのままに、より良い文章にするために書き直す行為”です。例えば、新人の書いた文章を先輩が見直して修正するケースがわかりやすいかもしれません。このときの先輩の仕事が「リライト」です。案件募集では、主に「リライト業務」と書かれています。最近では、AIが書いた文章のリライト業務が増えています。

既存記事を加筆・修正するケース(リライト記事の作成)

2つ目のリライトは、既存記事があり、それを加筆したり修正したりするケースです。この既存記事は、発注元が著作権を所有している記事になります。すでにアップしている記事を更新したいケースです。案件募集では、主に「リライト記事の作成」といった文言で書かれています。

例えば、発注元が「リライト記事の作成」と言って「この他社サイトの記事内容を書き直して」なんて言っていたら、それはパクリです。そしてWebライターが頑張って書き直そうとしても、概ねコピペチェックにひっかかります。

コピペがNGな理由

改めて、コピペチェックがNGな理由をおさらいしておきましょう。

著作権法という法律違反にあたる

文章には、音楽や絵などと同じように「著作権」があります

著作権とは、著作物が無断で利用されないように法律で保護するため、著作物の作者(著作者)に与えられる権利です。コピペは、この著作権を侵害する行為、つまり明確な法律違反になります。

そのため、コピペした場合、著作権侵害で損害賠償を請求されるのです。発注元としてもライターとしてもリスクが大きいため、コピペは絶対にしてはいけません。

SEOでペナルティを受ける可能性がある

「検索上位の記事をコピペすれば、手っ取り早く上位表示される記事を作成できるのでは?」と思われるかもしれません。しかし、SEOでコピペと判断されればペナルティを受けることになります

もちろん、参照元や引用といった適切な扱いであれば問題ありません。

しかし、「ですます調をである調に変えただけ」や「コピペの組み合わせでできた記事」などは、悪質と見なされます。最悪、サイトや記事の削除といった対処がなされることもあるのです

SEO的にもコピペはメリットがないことがお分かりいただけたでしょう。

Webライターとしての信用を失う

当然ながら、コピペがばれれば、そこで仕事は打ち切りです

上述のとおり、コピペ記事は発注元の企業にとっても大きなリスクです。そのため、発注元も欠かさずコピペチェックします。そのため「コピペチェックツールが通らないけど、どうせクライアントにはバレないだろう」と思って納品してはいけません。

どんなに頑張ってもコピペチェックツールをクリアできない(焦)という場合には、正直にその旨をクライアントに相談しましょう。

Webディレクターが在籍している場合、具体的なアドバイスや回避策を教えてもらえることもあります。「こんな相談はできない」と抱え込まずに、まずはクライアントに打ち明けることをおすすめします。

コピペ判定されない書き方のコツ

「コピペにならないように、どうやって書けばいいの?」と思われている方もいるでしょう。ここでは、コピペにならない書き方のコツを解説します。コピペチェックツールがクリアできなくて困っている方にも役立つ内容ですので、確認してみてください。

参考サイトは「文章」ではなく、「内容」を参考にする

まず、既存の文章や段落をコピペしてきて、それを書き直すことで執筆に対応するのはやめましょう

Webライター初心者の方は、コピペして書き直す方が効率が良いようにと思われるかもしれません。しかし、後ほどチェックツールをクリアできず、頭を抱えることになります。チェックツールは意外に頭がいいのです。

冒頭で説明したとおり、コピペかどうかは「総合的」に判断されます。つまり、用語を変更したり文章の語尾をいじったところで、文章の流れといった全体感は変わりません。チェックツール側から見れば、総合的に似ている文章であり、コピペだと判定されてしまうのです。

筆者の所感としては、人間の目で見て「コピペっぽい」と思う文章は、チェックツールにも見抜かれるように感じています。

では、どうすればよいか?

参考サイトを元に、記載するトピックスを箇条書きで書きましょう。

(例)
参考サイトの記載内容:
冒頭で説明したとおり、コピペかどうかは「総合的」に判断されます。つまり、用語を変更したり文章の語尾をいじったところで、文章の流れといった全体感は変わりません。チェックツール側から見れば、総合的に似ている文章であり、コピペだと判定されてしまうのです。

トピックスの箇条書き:
・コピペの判断は総合的に行われる
・使う用語や語尾の変更だけでは、コピペだと判定されるリスクがある

自らが「学ぶ」という姿勢で既存サイトを見るようにして、まとめとなるような内容を洗い出します。次に、自分の言葉で改めて具体的に書くのです。

トピックスの箇条書き:
・コピペの判断は総合的に行われる
・使う用語や語尾の変更だけでは、コピペだと判定されるリスクがある

執筆:
コピペチェックツールでは、文章の流れや使用されている単語などを既存サイトと比較し、総合的にコピー・アンド・ペーストされているかどうかが判断されます。そのため、一部の用語を変更したり、文末の表現を変えたりするだけでは、コピペではないと言えないのです。

この1ステップを踏むことで、自分の言葉で書き直しやすくなります。

「頭に内容を落とし込んでから……なんて、めんどくさい!」と思うかもしれません。
しかし、結局チェックツールを抜けれなければ納品できませんし、その修正にかかる時間は執筆時間を超えていた……なんてホラーなことにもなりかねないので、諦めて真面目に書きましょう。

コピペの観点からも、自分が書きやすい得意分野の記事を請け負うようにするのがおすすめ!

複数の記事を参考にする

コピペチェックは、各参考サイトと原稿が一対一で比較されます。そのため、参考サイトが一つだけだと類似しやすく、逆に参考サイトが多いほど、単体のサイトとは類似しづらくなります。

一つの原稿に対し、上位10記事を目安にリサーチして、構成や内容を考えましょう。各H2の内容を書くときには、少なくとも3つ以上のサイトを参考にするのがおすすめです。

先ほどのトピックスを箇条書きにする例では、一つの参考サイトからトピックスを抽出していましたが、ここで3つ以上の参考サイトからトピックスを抽出するようにしましょう!

多くの記事を参考にしながら執筆する上で役立つのが「記事構成」です。しっかりとした構成を作成することで情報と頭が整理され、執筆をスムーズに進められます!

必要があれば「引用」を利用する

コピペはダメだといっても、他者サイトの内容を書きたいケースもありますよね?そういった場合は、正しくルールを守り「引用」しましょう。引用とは、他コンテンツの文章を自身の原稿の中で紹介することです。

例えば、法律関係の文章やエビデンスの内容など、内容によっては引用するほうがよいものもあります。

引用する際は、公表されている著作物を改変せずに引用する・自身の著作物と引用部分を明確に区別して引用元を明らかにする・引用しすぎない、といった引用のルールを守るようにしましょう。

オリジナルな内容を加える

ここまで、他のサイトを参考にして内容を書いた場合に「一致率」や「類似率」を下げる方法を説明してきました。しかし、そもそもオリジナルな内容の割合が増えれば「一致率」や「類似率」は下がります。

オリジナルな内容は、大きく「有識者のコメント」と「記事のまとめ」の2つに分けられます。Webライターが勝手に自身の見解を記事に載せることはできないため、まずは記事の「まとめ」部分で対策しましょう。

例えば金融系の記事では、FPなどの資格者が顔出ししてコメントを書いているのをよく見ませんか?これは、金融系記事の説明文章はどうしても類似(あるいは定義などは一致)しやすいため、類似度を下げる工夫でもあります。

記事の「まとめ」は、まとめだからと適当に書いてしまってはいないでしょうか?例えば、記事の掲載元が提供するサービスと関連付けるだけでも、オリジナリティが高まりますよ。

便利なコピペチェックツール

筆者が使っているコピペチェックツールは、「CopyContentDetector®」です。「CCD」と略されて表記されていることもあります。4,000文字までは無料でチェックでき、利用の回数制限はありません。

4,000文字を超えるチェックをしたい場合は、分割して登録して使っています。

とても使いやすく人気のツールで、ブログ等でもよく紹介されているので見たことがある方もいるのではないでしょうか。発注元からの指定も多いチェックツールなので、慣れておくという意味でもおすすめです。

コピペに関するQ&A

Webライター初心者が疑問に思いがちな内容に回答します!

Q1:過去に自分が書いた文章ならコピペしてもよい?

ダメです

「自分が書いた文章であればOKなのでは?」と思うかもしれませんが、納品した時点で著作権は発注元に帰属します。つまり、もはや「あなたの文章」ではないのです…。

また、著作権としては問題ない場合でも記事の使い回しはSEOのペナルティを受けてしまい、最悪は検索結果に表示されない可能性があります。SEOの審査は著作権とは関係ありません。

例えば、同じサイトで著作権の所有者が同じなら、記事の使い回しは法律上は可能です。しかし、SEOの観点では、同じ記述ばかりが使われた記事が並ぶサイトの価値は低いと判断されます。

「著作権」と「SEO」の観点から、自分の書いた文章でもコピペは止めましょう。

Q2:コピペチェック率は何%以下がよい?

発注元によって指示が異なりますが、概ね30〜40%以下を指定されるケースが多いようです。

Webライター初心者の方から「コピペしていないのにコピペチェックが高い%になって困る」という声をたまに聞きます。そのようなときには、まず判定の内容を確認しましょう。

コピペチェック率といっても、例えばCopyContentDetector®の中では、「類似度判定」「一致率判定」「テキスト判定」という3つの観点でのチェックが実施されます。観点によって%の出方も異なるため、どの%が妥当かやどうすれば%が下がるかは、まずツールの仕様をしっかり確認しましょう。

CopyContentDetector®の場合、いちばん問題視されるのは「類似度判定」です。文章が似ているかどうかを判断したものになります。類似度判定で高い%が出る場合には、「参考サイト」の数を増やすことで一つあたりの参考サイトへの内容の依存率を下げましょう。

「一致率判定」が高い場合、用語や文章の一致が多いということなので、使う用語や言い回しを工夫しましょう。

ただし、「一致率判定」の場合は、数値が高くても問題ない場合もあります。例えば、IT系の解説記事では、類似度は5%と低いのに、一致率が40%と高い場合も稀にあるのです。

これは、IT用語の定義や説明などは語彙のバリエーションが少なく、言い換えが難しいために起きることであり、仕方がない一面だといえます。このような事情がある場合には、きちんとクライアントに説明することで、クライアントの規定の%を超えていても納品できるでしょう。

いずれにせよ、基本的に3つ以上の複数サイトを参考にしてトピックスを抽出し、自分の言葉で書き直す、という基本が重要です。筆者の場合、類似度は平均で15%程度、一致率はテーマによって20〜40%程度です。

Q3:ChatGPTが書いた記事はコピペに該当する?

「ChatGPTの文章はオリジナルの文章として生成されたものですが、コピペだと判断される可能性があります。

ChatGPTで出力された文章はオリジナルのものであり、著作権は使用者に帰属します。しかし、人の執筆においてコピペしていないのにコピペ判定されるのと同様に、ChatGPTで作成した文章もコピペ判定される可能性はあります。そのため、コピペチェックツールの利用と修正はマストです。

また、ChatGPTの出力内容は、エビデンスが明示されないことにも注意が必要です。特に発注元が企業である場合、エビデンスがないことを理由にChatGPTの利用は禁止されるケースが多くあります。エビデンスがないことを好き勝手書いた文章なんて信用されないから当然ですね。

コピペ対応やエビデンスチェックの手間を考えると、ゼロベースからのChatGPTでの記事作成はまだ効率的ではないかもしれません。

筆者のChatGPT活用方法はこちら!

自分の言葉で書こう

この記事では、コピペに関する解説をしてきました。コピペは著作権侵害にあたり、SEO的にもメリットはなく、Webライター生命も終了するというトリプルパンチを受けるので、絶対にやめましょう

コピペ判断されない近道は「蓄えた知識を自分の言葉で書く」ことです。他の記事は内容をしっかり理解するために参考にし、自分の言葉で表現しましょう。そのためにも、まずは得意分野での執筆がおすすめです。

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