「独学でもWebライターになれるって、本当？？」
「ライター養成講座は高いけれど、わざわざ受講する必要ある？？」
Webライターになろうと思ったとき、文章は身近なものであるからこそ、勉強方法に悩みますよね。
Webライターに必要な勉強は、独学でも可能です。Webライティングに関する書籍やYouTube動画は多数あるため、独学で勉強する場合にも、題材には困らないでしょう。だからといって、独学での勉強はおすすめしません。なぜなら、独学でのWebライターの勉強には、多くの「つらさ」があるためです。
この記事では、Webライターになるための勉強方法として「独学」と「Webライター養成講座」を比較し、それぞれの特徴を解説します。「独学のつらさ」や「おすすめのWebライター養成講座」の紹介もしていますので、勉強方法を考える際の参考にしてください。
Webライターに必要な知識とスキル
まず、Webライターになるために必要な勉強の内容を確認しましょう。
働くうえではさまざまなスキルや知識が求められますが、ここでは純粋に、Webライターに求められる特有のスキルと知識の中から代表的なものを紹介します。
Webライティングの知識
まずは文章を書く力が求められます。Webライティングの仕事で求められるのは「わかりやすく説明する力」です。
例えば、読者を魅了する展開やセリフを使う小説や、自身の考えを主張する小論文とは異なります。そのため、国語が得意だったという方も勉強が必要です。
また、Webライティングの知識には、「著作権」といった法律関係の知識も含まれます。自身が作成した文章の権利を守ったり、他者が作成した文章の権利を守りながら活用したりするために必要な知識です。
リサーチ力
記事に必要な情報は、Webライターが自分で集めてくる必要があるため、リサーチ力も必要です。
記事に必要な情報とは、テーマに関して自分が知らない知識や内容だけではありません。読み手はどのような方なのか、何を期待して記事を読むのかといった、記事の方針に関わる部分も調査します。
Webライターの仕事では、執筆よりもリサーチに時間がかかると言われています。「必要な情報を集める力」とともに、情報がありふれるWebの世界で「効率的に情報収集するスキル」を身に着けましょう。
記事構成の知識
記事の作成では、本文を執筆する前に記事の構成（目次）を作成します。執筆は記事構成に従って進められるため、記事構成はWebライターの仕事の中でも特に重視される部分です。
リサーチで調べた内容を元に、わかりやすい流れで、過不足なく情報を読者に伝えるための段取りを設計するスキルを身につけましょう。
SEOの知識
SEO（Search Engine Optimization）とは、日本語で「検索エンジン最適化」といわれ、検索サイトの上位に表示されるための施策を指します。
Webライターの書く記事の多くは、Googleなどの検索サイトを通して読まれます。検索結果の順位は閲覧数に大きく影響するため、SEOの知識やSEO対策の主要な方法を知っておきましょう。
ただし、Webライター初心者の方は、はじめからSEOの学習に注力しすぎる必要はありません。SEO対策の中心となるのは「記事の品質が高いこと」です。そのため、まずはライティングの基本や記事構成の作成スキルを身につけ、品質の高い記事を作成できるようになりましょう。
とはいえ、クライアントとの会話などでSEO関係の話はよく出てくるので、用語の意味や主な対策の内容などは簡単に知っておくと便利です。
【比較】独学 と Webライター養成講座
「独学」と「Webライター養成講座」では、学習方法にどのような違いがでるのか一覧表にしました。
比較対象のWebライター養成講座の内容は、初心者が総合的にWebライティングを学べるものを想定しています。一部分のスキルアップに特化した内容の講座ではありませんので、ご注意ください。
状況や選択したものによって内容は変わりますので、参考程度にしてください。
「勉強」というと、インプット方法と費用の部分に目がいきがちです。しかし、Webライターを仕事にすることを考える場合には、勉強の成果にも目を向ける必要があります。独学とWebライター養成講座で大きく異なるのは「練習の場」や「成果の得やすさ」といった点です。
お金を払う分、Webライター養成講座の方が成果を得やすいのは、ある意味で当然の話です。問題なのは「セミナーの費用が見合ったものか」ということだと思います。
Webライター養成講座の内容が費用に見合うものかを考えるために、独学にはどのような壁があるのか、「独学がつらい理由」を解説します。
「独学がつらい」４つの理由
独学でWebライターになる方法を解説した記事は多くあり、まずは独学で勉強をしようと考えている方もいることでしょう。しかし、独学は安く始められる反面、つらいと感じる部分が多く、挫折しやすいものでもあります。
独学でWebライターの勉強をするのがつらいと感じる４つの理由を解説します。
理由① 学習のスタートとゴールが見えない
まず、独学でつまづく点が学習のスタートとゴールが見えず、計画を立てられないということです。
何を学ぶ必要があるのか？ 学習期間は？ どの教材がいいのか？ いつ収益化を見込めるのか？ ……などなど
わからないことだらけの中で学習を進めることになります。いざ学習をスタートしたあとは「この勉強方法でやっていて、本当によいのだろうか」という不安が襲いかかります。
理由② フィードバックの機会が少ない
Webライティングをできる人に文章を読んでもらい、適切なフィードバック（指摘やアドバイス）をもらうことで、文章力は非常に向上します。
しかし、独学で身近にWebライターがいない場合、有用なフィードバックをもらうのは難しいでしょう。
例えば、書いた文章を一般公開して世間の反応を見たり、家族に読んでもらうといったことはできるでしょう。しかし、そこで得られるフィードバックの内容は、必ずしも適切であるとは限りません。
理由③ スキルだけでは収益化できない
Webライターとして仕事をするために必要なのは、スキルだけではありません。
働くうえでは、その状況に応じてさまざまなノウハウが求められます。例えば、副業として取り組むためのノウハウや、自身の強みを活かしたプロフィール紹介の書き方などです。特に営業スキルがなければ、受注するまでに苦労するでしょう。
理由④ 独学も時間がかかれば総コストは安くない
独学の一番のメリットとして「コストが安い」というのはよく言われることです。しかし、本当にそうでしょうか？確かに、無料で学べるYouTube動画やブログ記事は多く、書籍を買うにせよ講座と比較すれば安いものです。
けれども、支払いが発生するもの以外に、そもそも「あなたの時間」には価値があります。1時間早く残業を切り上げて勉強するのであれば、残業代をWebライターの勉強に「投資」していることになるのです。
「どの点が課題なのか、はっきり自分でもわからない」という人は多く、試行錯誤を繰り返してスキルアップするには多くの時間が必要となります。
収益化までに必要なコストを「支払い費用＋時間」と考えると、独学でも収益化までに長い期間を要するのであれば、単純に安いとは言えない可能性があります。
「時間の猶予」がある人以外、独学はおすすめできない
独学がつらい理由で解説した内容は「時間をかけられる状況」なら、解決したり耐え抜いたりできるでしょう。例えば、1年間、収益が上がらずとも問題ない状況なのであれば、独学だけでWebライターをめざすのも十分に可能です。
しかし「半年以内の短期間で収益化をめざしたい」方や、「成果がでないとモチベーションを維持できない」方は、「安いから」という理由ですぐに独学を選ぶのはおすすめしません。
独学でWebライターをめざしたものの、つらくて辞めてしまう方は少なくないのです。Webライターは確かにお金をかけずに勉強し、収益化をめざせる職種ではあります。だからといって「独学で簡単に」Webライターになれるわけではありません。
もちろん、最初にいくつかWebライティングの書籍を読んでみるといった活動はおすすめです。ただし計画なく学習を始め、「気づいたら半年経っていた……」なんて状況にならないように注意しましょう。
独学は気軽な一方、有料講座は支払いに踏み切る「覚悟」がいると思っていませんか？
違います。
有料講座に必要なのは「お金」で、「覚悟」が必要なのは独学です。
独学で限界が来る前に「Webライター養成講座」を検討しよう
独学で少し勉強してみて「なんか、つらい……」と思った際には、Webライター養成講座の受講を考えてみてください。
その「つらい」という思いの多くは、ほかのWebライターも経験するものであり、Webライター養成講座には解決のノウハウが多くあります。
Webライター養成講座は安くないので、警戒する気持ちはわかります。しかし、お金も大事ですが、時間や気持ちも大切です。独学で限界がきて辞めてしまう前に、Webライター養成講座をぜひ検討してください。
Webライティングは「創作」ではなく「技術」です！
Webライティングはカリキュラムがしっかり整った講座を受けた場合、2ヶ月もあればひと通りの知識やスキルを習得できます。学ぶ時間は最短にし、スキルを磨く実践の機会をいち早く手に入れるのがおすすめです。
Webライター養成講座の見極め方
まず、Webライター養成講座は大きく「動画学習のみ」「集団講義」「マンツーマン指導」の３つに分かれます。それぞれ、次のような方におすすめです。
どのような指導形式が合っているか見当を付けたら、具体的にWebライター養成講座をいくつか探してみましょう。どの講座にするか選ぶときには、次の視点で講座の内容をみてください。納得する講座を選びやすくなりますよ。
納得できる内容の講座が見つかったら、忘れずに、金額・支払い方法・キャンセルポリシーも確認しましょう。また、お試しで受講できる内容は必ず試した上で契約すると、より失敗を防げます。
おすすめWebライター養成講座２選＋サービス
「これからWebライターを目指す方」や「独学していたけれど講座を受けたい方」におすすめなWebライター養成講座を２つをご紹介します。また、講座よりも小さい規模で頼れるサービスも紹介するので参考にしてください。
ゼロから学びたい人は「あなたのライターキャリア講座」がおすすめ
ゼロからひと通りの内容を学びたい方には、記事制作の専門会社YOSCAが提供する「あなたのライターキャリア講座
」のスタンダードコースがおすすめです。
専門会社ならではの蓄積されたノウハウを元に、単なる知識ではなく実践で必要な思考力を身につけられます。オンライン形式の集団講義なので、自宅から簡単に参加でき、同じ目標をもった仲間といっしょに頑張れるのもポイントです。
- 講師と受講生複数名(定員20名)のオンライン講義形式
- 回数：90分のオンライン講義が8回
- 費用：一括払 99,800円、12回払い 9,400円/月（総額112,800円）
ほかにも、セルフコースとマンツーマンコースがあります。
「あなたのライターキャリア講座」のおすすめポイント
あなたのライターキャリア講座のすごいところは「講座受講への不安」に対して、徹底的に対応してくれる面倒見の良さです。20日間の返金保証や、講座が修了しても相談できる、というのはなかなかありません。それでいて、文章力だけでなく思考力のスキルアップに注力しているので、本質的な学びを得られます。
筆者の勝手な予想なのですが、運営元の株式会社YOSCAは記事制作の代行会社なので、自社のリクルーティングにつなげることも目的にある講座なのかなと思います。
Webライターは人口こそ多いものの、質の高い記事を書けるライターは不足していて、企業はWebライターの争奪戦をしている状況です。
優秀なWebライターを育てることが受講者だけでなく、運営元にとってもメリットがある、というのは「運営元の責任感が増す」構造なのでより信頼できそうです。
また、全8回のカリキュラムは公式HPで公開されており、学習内容や段取りがとても参考になります。受講しない方もぜひ一度、のぞいてみてください。
詳しくはこちら → あなたのライターキャリア講座
特定の内容を学びたいなら「メイカラ」がおすすめ
ある程度、独学で勉強された方には、特定のスキルアップに対応できるマンツーマン指導「メイカラ
のWebライターコース」がおすすめです。現役のフリーランスWebライターが講師となって、悩みに寄り添いながら指導してくれます。
このコース自体は、完全未経験も対象としたコースです。サポート期間が３ヶ月と十分ながらも有限なので、一度、独学された方のほうが、よりマンツーマン指導の内容を充実できるのではないでしょうか。
- 現役のフリーランスによるマンツーマン指導、動画教材＋月1回の講義（全３回）
- 期間：サポート期間3ヶ月
- 費用：一括払い 159,800円、9回払い 2万円✕9回（総額180,000円）
ほかにも、動画教材プランと、超伴走型プランがあります。
メイカラのおすすめポイント
メイカラのいいところは、Webライターに特化したコース内容であることです。そのほかにもブロガーコースや取材ライターコースがあるのですが、コースが分かれているため、無駄なく目標に必要な内容を学べます。
メイカラのホームページには多数の「受講生の声」が掲載されており、受講生の満足度が高い様子が伺えます。マンツーマン指導は費用は高くなるものの、収入を一段階上げるくらいの効果も見込めるので、本気で稼ぎたい人にとてもおすすめです。
詳細・無料説明会への申し込みはこちらから → Webライターコースの詳細はこちら
ピンポイント・単発で頼りたいなら「ココナラ」もおすすめ
「プロフィールの作成を手伝ってほしい」「サンプル文書の添削をしてほしい」など、ピンポイントで助けがほしい方は「ココナラ
」でサービスを探してみましょう。
ココナラは、スキルのオンラインマーケットで、さまざまなお仕事を個人やフリーランスに直接依頼できるサービスです。
例えば、Webライター初心者向けの添削指導や個別相談も出品されています。ココナラの場合、対応内容をピンポイントに絞って少額で売り出しているケースが多いので、依頼のハードルが下がるのではないでしょうか。
無料の会員登録をするとサービスを探せるようになるので、登録だけでもしておくと、いざという場面でとても便利ですよ。
無料会員登録してサービス内容を見る
ココナラは、アイコンを作ってもらったり、屋号を考えてもらったり、など、「ちょっと誰かにお願いしたい」ときにとっても便利です！
こんなこともお願いできるのか！という発見もあって見ているだけでも楽しいので、登録するのがおすすめです。
文章学ぶって、コスパいいよ
この記事では、これからWebライターになる方に向けて、独学とWebライター養成講座の学習方法の違いを解説しました。費用を用意する必要がありますが、多くの方にとってはWebライター養成講座を受講する方がおすすめです。
また、独学かWebライター養成講座かに関係なく、学んで得た「文章力」は、言葉どおり一生ものになります。文章は仕事だけでなく、日常生活のあらゆる場面で使うものです。そのため、ライティングの勉強は学習テーマの中でも最もコスパの高い部類に入るのではないでしょうか。
勉強中は辛いこともあるかもしれませんが、身につけた文章力はきっとあなたを助けてくれる力になるはずです。
「伝えたいことを言葉にでき、伝えられる」
この感動は大きいものです。頑張ってください、応援しています！
＼資格を取りながら勉強するのもおすすめ！／
